頭の中の声を聞き分ける



前回記事「エゴちゃん」からの続きです。


私たちの多くは、源の異なる頭の中の声を、混同して「自分の考え」と捉えています。


これらの声は


ひらめき

雑念

空想

妄想

思考

などなどなど


いろいろな名前で呼ばれています。

そしてどれもおおよそ「自分の考え」として解釈されています。


でも実際は、(今のところ私が理解している範囲では)三つの異なる源からそれらの声はやってきています。


一つは、エゴちゃんの声。

エゴちゃんの原動力は恐れです。

この声は肉体を離れて元の世界に戻るとなくなります。


二つ目は、本当の自分の声。

いわば自分の中の神様の声。肉体がなくなっても残る、本質的なあなたの声です。


三つ目は、その場のエネルギーや他の存在からの声。

自分の外からやってくる声です。

場所に残っているエネルギーを拾っていたり、隣に座っている人の想念を感じていたり、肉体のない存在からのささやき(時には怒号だったりもしますが)であることがあります。


多くの人は「自分にはそんな霊感みたいな能力はない」と言います。

でも実際のところはそれに気がついていないだけで、頻繁に起きていると思います。みんな生まれながらにサイキックです。


これら三つの声を混同して、すべて自分の考え、自分の頭の中の声、と捉えています。






自分の頭の中の声は一つではない、ということに思い至った時に、初めて私はエゴちゃんの声を本当の自分の声と分けて考えることができるようになりました。


だから

自分の中で心配が湧き上がってきた時。

何かに執着してそこから離れられない時。

自分を卑下している時。

周りと比べている時。

何かを、誰かを、批判したくなった時。


そういった時には、

「あぁ、エゴちゃんが喋っているんだな」

と解釈するようにしています。

それを本当の自分の声だとは考えません。


この考え方をすると、エゴちゃんをヨシヨシしてあげるのに必要な距離感が生まれます。

嫌な感情を抱いている自分を嫌う必要もありません。


そうしてエゴちゃんとの間に距離感が生まれると、いよいよ

「果たしてその声に私は従うのか?」

と自分に問うだけの余裕が生まれます。


ですので、今のところ私が見つけたエゴちゃんとの付き合い方というのは、

まずはその不安の声を、自分の声だと思わないことです。

それは本当のあなたの声ではなくて、エゴちゃんの声だと理解することです。


この識別を繰り返しし続けることによって、エゴちゃんの声はだんだんと小さくなります。

そして私たちは、「選択する」という天賦のパワーを発揮することができるようになります。


エゴちゃんの声に従うのか。

私はどの声を選ぶのか。


エゴちゃんを殺さずに、私たちは選ぶことができます。


私もまだまだ学びの途中ですが、この方法から恩恵を受ける方たちがいるのではないかと思います。

少なくとも、自分を苦しめてきたあの声・あの思いが、本当の自分ではなくエゴちゃんのものだとわかるとちょっと楽になりませんか。


もしよければ参考になさってください。




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