彼らが伝えたいのは
目に見えない世界、スピリットたちの世界からのメッセージを伝えることを私はしているわけですが、彼らがすべての人に伝えたいのは、
「えらいね」
「よくやってるね」
「がんばってるよ」
というねぎらいの言葉だと思うのです。
目には99%遮光のゴーグルを
耳には高気密の耳栓を
手には分厚い軍手を何枚も重ね
鼻は鼻炎で匂いを嗅げず
背中には数十キロの荷物を背負って
胸にはキツくさらしを巻き
頭は睡眠不足でほとんど回らない。
魂が肉体を持って生きているというのは
いわばこういう状態です。
そしてこれは決して大げさな表現ではありません。
臨死体験者たちが
一度肉体を離れ、再び物質世界に戻ってきた時に
大変な悲しみと、怒りと、絶望を感じるというのは
よくあることです。
肉体のない元の状態に戻った自分の
開放感
無限の可能性
溢れるエネルギー
一点の曇りもない明瞭な思考
「繋がっている」という感覚
そして
体があった時には感じえなかった
親からも誰からも感じえなかったレベルの
無条件の愛。
それまで感じえなかったこの無条件の愛は
親が未熟であるとか
機能不全の家庭であるとか
そういったこととは全く関係がないのです。
「世界一の親だ!」と称えられるような人ですら
表現しえないものです。
なぜなら物質次元の周波域には
その無条件の愛は収まらないからです。
振動の速さが違いすぎます。
別の言い方をすれば、
その無条件の愛を体現してしまったならば、
物質次元には留まれません。
臨死体験を経て本来の状態を思い出した人が、
この世界に帰ってきてたくさんの葛藤を抱えるのは
至極当然のことだと思います。
ですから私たちが
自分が何者であるかを忘れて
これだけの制限の中を生きているというだけで、
スピリットの世界からすると
もうそれはアッパレなのです。
そこでお願いがあります。
自分が何を感じても
自分が何をしても
もしくは何かをしそびれたと思っても
どうか自分を責めないでください。
自分に罪という枷をかけないでください。
自分を変えることはできます。
「なぜ私はそう感じたのか」
「なぜ私はあの行動をとったのか」
「なぜ私はあの時ああしなかったのか」
そこにある深い理由を突き止めて
自分を変えることはできます。
でもそのプロセスの中に
自分を責める
という要素は必要ありません。
もし変えたいのなら
自分を責めずに
ただ変えればいいのです。
スピリットたちは
「もっと反省しろ!後悔しろ!悔め!」
などとは決して言いません。
そんなことはあなたに望んでいません。
どうか
自分自身に一番優しい人でいてください。
そしてそれが実は
スピリットたちの視点なのです。
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