生まれる前のお話 ④



つまり私の場合は、生まれる時代も場所も家族も身体的な特徴も、すべてパッケージになってやってきたのだ。


出生前の記憶を持つ子どもたちの話でしばしば耳にするのは、

「お空でお母さんを見て、『この人!』って決めた」

「生まれたい子どもたちが列になって、自分の番を待っていた」

という描写。


私の場合はちょっと違っていた。

生まれる先の家族は既に提案の中に入っていたし、行列もしなかった。


ここで一つ書いておきたいのは、私が知る限りは、あの世というのは無限に広がる多層的な世界ということだ。

生まれる前の世界は一つではなく、死んだ後の世界も一つではない。

だから私は先に書いたような子どもたちの発言が間違っているとも真実でないとも全く思わない。

と同時に、私の記憶が間違っているとも真実でないとも全く思わない。


この世では、「現実というのは、世界というのは一つしかない」という思い込みが強いけれども、本当にそうだろうか?

私の答えははっきりとNOだ。




それで私は、私と同じような記憶を持つ人がきっといるはずと信じて、長いことアンテナを張っていた。そしてついに、2018年、彼女の存在を知ったのである。

写真の女性の名前はSuzanne Hansen(スザンヌ・ハンセン)

左にあるイラストは、彼女がSuzannne Hansenとして生まれることを決めた際の描写である。


スザンヌさん曰く

「私には夢のような記憶があります。私自身は紫の光の玉で、青い光の玉と一緒にどこかにいました。ここははっきりと覚えています。ある種の評議会のようなもの、とても高い知性を持った存在たちのグループが、地球の霊的なウェルビーイング(幸福)と魂たちの地球への転生を見守っていました。そして私たちはそのグループの前に連れて行かれました。このイラストの中では、ぼやっとした姿のその存在たちが私たちの前にいます。私自身は彼らと直接コミュニケーションは取りませんでした。なぜなら隣にいた青い光の玉が彼らとのテレパシーによるコミュニケーションをすべて行っていてくれたからです。ここで何が起きていたかというと、ある人生の概要が示されていました。二つの人生から選ぶことができました。私は一つを選びました。すると彼らは私の魂の歴史、それまでに獲得していた人生や知識や経験を見て、私が選んだその人生で特定の任務を遂行するのに合うものであるかどうかを確認しました。最終的に、私は適合すると判断されました。そして、その人生を生きることを受け入れるかどうかを、彼らは私に聞きました。私は受け入れました。そうしていま、私はここにいます」



スザンヌさんは長年にわたるETコンタクティ(地球外生命との交流者)として有名で、下に貼ったリンクの動画では、彼女のコンタクトの経験が仔細で膨大な量の情報とともに語られている。

再生してもらうと、ちょうど彼女がこの転生の話をしているところから始まるようにセットされているので、よければ聞いていただきたい。




(続く)

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